□ハッピーバースデー
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「ナぁーミ」

「へ?
ルフィ??」

周りを見渡す
けれど見当たらない

「上だよ」


「上? 」
ルフィはマストからナミを見つめていた

「あんたいつからそこにいんのよ?」


「んー
ナミがチョッパーと話してる時?かな」

「おりてきなさいよ」

「お前がこっちこい」
びゅんと伸びたルフィのうではナミの腰に巻き付き

いっきに上まであがることができた。

しかしナミがたどり着いた場所はルフィの膝の上であった。

「早く離してよ、
暑苦しい///」

「照れんなよ」

「照れてないわよ」

「顔赤いぞ」

「日に当たりすぎたの」

「かわいい、」

「知ってるわよ」

「キスしたい」

「え…」

ルフィのほうを向くとすでに顔が近くにあり

唇が触れていた。

「んん、もういきなりやめてよ」

「ナミがかわいいから仕方ねぇ」

「ばか//」

「誕生日おめでとう


シシシ、一番に言ったぜ」


「………」

「ナミ?」



「あんたからまだ
何ももらってないもん」

「おれの愛をあげただろ

さぁ飯だ飯」

軽々しく飛び降りるルフィにナミは捕まり

甲板へと降り立った


 

キッチンへと進もうと歩き出す



コトっ



「ん??」

ナミはポケットの違和感に気がついた

中には
小さなオレンジの箱


その箱の中には小さなダイアが入った指輪があった



「え……
もしかしてルフィ??」



「んん
やっと気がついたか」

「あんたプレゼントあるじゃない」


「ビックリさせたかったんだよ」


「いついれたの?」

「キスしたとき いれた
ヒヤヒヤしたぜ

でもお前おれに夢中で全く気づかなかったからな//シシシ」


「バカバカ」

「お前もな」

「………ルフィ 大好き//」


「シシシ知ってる
おれも大好きだ

来年俺の誕生日がきたら
ナミを俺にください」




「あたりまえよ」
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