本
□ハッピーバースデー
2ページ/2ページ
「ナぁーミ」
「へ?
ルフィ??」
周りを見渡す
けれど見当たらない
「上だよ」
「上? 」
ルフィはマストからナミを見つめていた
「あんたいつからそこにいんのよ?」
「んー
ナミがチョッパーと話してる時?かな」
「おりてきなさいよ」
「お前がこっちこい」
びゅんと伸びたルフィのうではナミの腰に巻き付き
いっきに上まであがることができた。
しかしナミがたどり着いた場所はルフィの膝の上であった。
「早く離してよ、
暑苦しい///」
「照れんなよ」
「照れてないわよ」
「顔赤いぞ」
「日に当たりすぎたの」
「かわいい、」
「知ってるわよ」
「キスしたい」
「え…」
ルフィのほうを向くとすでに顔が近くにあり
唇が触れていた。
「んん、もういきなりやめてよ」
「ナミがかわいいから仕方ねぇ」
「ばか//」
「誕生日おめでとう
シシシ、一番に言ったぜ」
「………」
「ナミ?」
「あんたからまだ
何ももらってないもん」
「おれの愛をあげただろ
さぁ飯だ飯」
軽々しく飛び降りるルフィにナミは捕まり
甲板へと降り立った
キッチンへと進もうと歩き出す
コトっ
「ん??」
ナミはポケットの違和感に気がついた
中には
小さなオレンジの箱
その箱の中には小さなダイアが入った指輪があった
「え……
もしかしてルフィ??」
「んん
やっと気がついたか」
「あんたプレゼントあるじゃない」
「ビックリさせたかったんだよ」
「いついれたの?」
「キスしたとき いれた
ヒヤヒヤしたぜ
でもお前おれに夢中で全く気づかなかったからな//シシシ」
「バカバカ」
「お前もな」
「………ルフィ 大好き//」
「シシシ知ってる
おれも大好きだ
来年俺の誕生日がきたら
ナミを俺にください」
「あたりまえよ」