怪談カフェへようこそ

□第六叫・首なしライダーの追走
1ページ/7ページ




「新しい依頼ですか?」



黒蜜はテーブルを拭く手を止めて愛実に向き直った。



「あぁ、場所は東京都23区全域。内容は今巷を騒がせている連続首なし殺人事件の解決。」



愛実はカフェ飾る花を花瓶に生けながらそう言った。



「…それは、警察の仕事なのではないですか?」



黒蜜が苦笑する。



「その通りだ。」



愛実が作業の手を止め、近くに置いてあった紙を黒蜜に見えるようにつきだした。



「今回の依頼は警察からだ。」













第六叫・首なしライダーの追走
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ