(※伊達連載の子)

「ねぇ、ナメクジとカタツムリって同類だよね」
「いや、違うだろ。カタツムリ殻ついてるじゃねぇか」

ふと不思議に思った。あいつら、何が違うんだ、と。同じものじゃないか。完全に一致してるぞ。土台部分一緒じゃん。

「じゃあお前、カタツムリの殻どこ行ったてんだよ」
「ナメクジが頑張って出した。ていうかあれは先祖が死にかけた時に固まってできたんだよ」
「無茶苦茶言うな。じゃあカタツムリ一番最初はどうやって出来たってんだ」
「…アメーバが固まってナメクジになってそのナメクジが牛乳を浴びた」
「…一回病院行ってこいよ」

私は真面目に語っているというのになんだこの扱いは。ナメクジの体って水っぽいから汚い水、アメーバ固まる、ナメクジ的な感じだろうきっと。うわ、気持ち悪…

「つかどっからアメーバ来たんだよ。あと牛乳意味わかんねぇし」
「いや、ナメクジ水っぽいから。カタツムリの殻ってカルシウムじゃないの?えっ?」
「カルシウム=牛乳の考えを捨てろバカ」
「誰がバカだこの女たらし」
「今は違うだろーが!」

じゃあアメーバ、牛乳説は置いといてナメクジとカタツムリの下の奴は一緒じゃないのか。という件についてだ。一緒じゃなかったらなんであそこまで似ているのか、ここが重要だ。別物だと言い張る伊達ら一同。ちくしょう仲間いないじゃねーか。すると猿飛が、

「一緒でしょあんなん」
「だよね…!!猿飛さすがだ、お前は偉い」
「サル、テメェ…!絶対ねーよ、あるわけねぇ!」
「一緒だって。俺様もうナメクジ教入ったもん」
「よし、ナイスだ」

ぎりぎりと歯ぎしりする伊達。すると調べればいいんじゃないか、という意見で調べた結果、まさかの私らの勝利だった。ほらみたことか、同類じゃないか。ざまーみろ!しかもナメクジの方が進化系だったとは…流石だ、ナメクジ。某ピカチ○ウの耳が付いてる綺麗な顔の人の真似をしてみる。

「俺様と明日夢ちゃん大勝利〜」
「はっ、ざまあみろばーか」
「………shit!」

悔しがる伊達を横目に喜ぶ。それにしてもなんでこんなことで熱くなってんだ?いつの間にか終わった昼休みを無駄にした気持ちでいっぱいの中、授業を受けたのだった。



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明日夢
伊達連載主人公の名前
これ実際に私と後輩マネージャーと話してた話です(笑)
先輩やらを巻き込んで部活中にずっと熱弁してました、私が←

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