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□来客
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それからというもの、俺たちはゼミだけでなく学科の授業でも顔を合わせると集まるようになり、
自然と一緒に行動することが多くなった。
そんなある日、俺がいつものように経営学部の授業を受け帰りの支度をしていると秀からこんなメールが来た。
今日雅が誕生日だから
皆でお祝いしようぜ！
夕方真悟のカフェに
行くからよろしく(^o^)/
「まじかよ…。」
電話帳を確認すると、確かに雅の誕生日は５月１日になっていた。
それにしても急だな。サプライズパーティーだろうが、そういうことは
事前に言ってもらわないとこっちだってケーキの用意とかいろいろあるんだ。
ま、どうせ事前に言うと俺が他の店にしようとか反対すると思ったんだろう。
「しょうがないな。」
そして俺は急ぎ足でバイト先に向かった。