世界革命(World Revolution)
□1.日照利町
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此処は地球の日本と言う国にある関西地方のW県の何処かにある町
その名は日照利町。
私は此処の観光地である太陽の塔と呼ばれる灯台にいてた。
「・・・・・・うわ、高っ!」
・・・・・・あ。初めまして、私の名前は坂井京子。
この日照利町の住人!そんな私がなんで此処にいるのかと言えば、ただの気晴らしである。
ちょっとだけ、一人になりたかっただけ。
・・・さて、日が暮れてきたから帰らないとね。
烏が鳴き、空にはオレンジや赤の色が広がり、徐々に暗くなった。
家に帰ると黒髪にエプロン服が見えた。
「おかえり、京ちゃん」
笑顔で出迎えてくれた彼の名前は紅葉という。
紅葉君は同居人でおかーさんみたいな人だ。
――本人に言ったら怒られるけどね
「今日のご飯はなーにー?」
「今日は暑いから素麺だよー」
「・・・・・・昨日も素麺、だったよね?」
「素麺、好きでしょ?」
ニッコリと笑う紅葉君は台所に戻っていった。
・・・・・・このおかーさんめ・・・・・・
ー・−・−
朝になり、目が覚める。
スマホの目覚ましが煩くすぐに止めた。
今日も、父が創ったこの町は平和だ。