世界革命（World Revolution）
□8.仲良くするための
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どうも、千郷です。
どうして誰もいない場所で挨拶するとか気にしないでください。
ああ、僕は今公園にいます。
この公園。落ちつくんですよねぇ…なんででしょう？
いつものベンチに座りMドナルドのハンバーガーに齧り付き、いつもの光景を見る。
とても平和…。ですね。
あの穴の事件からまあ何週間か過ぎましたね…。
………
「それにしても跡形もなく平和になるとは…」
コーラを飲みながらそう呟く僕の前に男の子が立っていた。
銀髪に灰色のニット帽。
良く公園のど真ん中でカブトムシ？のぬいぐるみ？みたいなのと相撲という名の殴りあいしてる少年。っていうことは覚えてますが…。
「…何かご用で？」
「お前、なんでこんな所に一人でいるんだ？一緒に遊ぼうよ！」
全く…。
僕はそんなにホイホイとついていきませんよ。
暫くしてハンバーガーを食べ終わり、また言ってきた。
「お前、なんでこんな所に一人でいるんだ？一緒に遊ぼうよ！」
はい、二回目ー。
同じ台詞を良くおぼえてましたねー
その言葉と同時に僕はポテトを食べ始める。
そしてまた食べ終わると…
「お前、なんでこんな所に一人でいるんだ？一緒に遊ぼうよ！」
三回目もらっちゃいましたよ。ええ。
しかも今回は手を差し伸ばしてきましたよ？うけとれと？
僕は男の手なんて握りませんよ。握るなら女の子のほうがいいです。
そして僕はコーラを飲み始めました。