世界革命(World Revolution)

□12.首を無しライダーさん3
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はい。前回のつづき。



ん?ん??


知って……た?




え?マジ?本気と書いてマジだぞ?




「オレは、もっといい被り物あるくせに何でリス頭被ってるのか聞いてんだ」

「《いや、たまたまあったからだし…いやいや。じゃあなんで攻撃するし》」

「本当に幽霊なのかためしただけだ」



まさかの試しにやられたオレの体。


結構酷い。


痛みと透けるからって…。


結構酷いぞ?



オレこんななりでも心弱いんだぞ?

良くあるだろ?いかついリーゼントした不良少年が雨の中優しく捨て猫を抱きかかえるのとか。

喧嘩上等ななりして凄い泣きべっそとか。


オレ、ああいう類だから……………ごめん。そうでもなかったわ。




「《チミひどいね。いい男になれねーぞい》」

「うるせぇリス頭燃すぞ」



今度は顔を狙ってくるかコンチクショウ!




「それに、お前。つい最近きた奴だろ」

「《そのジョーホーまでごぞんじで!?》」

「ったりめぇだ…。なんなら他の情報も知ってるぞ。今日…歓迎パーティーでもされるんだってな?」




・・・・・・・・・あああああああああ!!!!!




忘れてた!!






「《いまなんじ!?》」

「あー……まだ昼だが」

「《やっべー!いかねぇと!》」





慌てて走り出そうとするオレ。


おっと、




「《オレはフィル!首無しライダーのフィルだ!》」

「……俺は浩鬼」





  
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