世界革命(World Revolution)

□20.脱出!
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何が目的で動いてるのかわからないけれど…。


ちょっと…きっつい……。



「ひゃは!どーしたのー?息切れー?」



攻撃をしても砕けて、また別の子どもが現れる。


全部……




「……偽者…?」

「あったりー!」



笑いおどける子どもはボクの目の前で踊るようにステップを繰り広げる。




「全部ぜーんぶ偽者!ぼくも、ぼくも、ぼくも!」



本物は、いないよー!



そういい、また、鎌を振り上げる。




「っ…」




避けて、避けつづけて…気付いた。



こいつ…。自分で鏡を割らないようにしてる…。



ボクが避けたと同時にすんでのところで鎌を止める。

・・・そうか…それなら…!





「…へへ……こっちへおいで!」



一回だけかけてみる事にした。



「ひゃはぁ〜…えい!!」



振り上げられ、攻撃をうける寸前の所までその場に立った後…



「…っ!!」




バリンっ!!と、音が鳴り響く




「ぐ…あぁっ…っ!!」



やっぱり…。此処(館)がこの子自信で…


自分でしか攻撃ができない。




「いや…それとも……」




そう、さっき先制攻撃をした時にも…そうだ




「…本体は…これだなぁっ!!」

「!!?…や、やめ……!!」




もう、遅い…。


そうだよ。最初っからこうしておけば良かったんだよ。




「叩き潰すッッ!!」




 
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