世界革命(World Revolution)
□2.穴の噂と雨女
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・・・そういえば、話しを聞く時いっていたな・・・。
――もうあんな被害を受ける人がなくなっちゃえばいいんだよ
――やっぱり、あの穴が原因なのかな・・・
・・・・・・あの穴を、調べてみよう。
ふと、頭でそう思う自分がいた。
そうだ、あの穴がどうして現れたのか
あの穴は一体なんなのか
何が原因で・・・
そう考えて目を開けると驚いた顔をした紅葉君が目の前にいてビックリした。
「ど、どうしたの・・・京ちゃん・・・」
今頭を拭くためにタオルを貰うところだったんだ・・・。
「・・・あのさ、紅葉君」
私が真剣な顔をすると紅葉君も真剣な顔をした。
そして、何?と聞かれ、私は口を開く。
「私、友達を助ける為に穴の原因調べるよ。」
そう言うと、紅葉君は若干考え、それから頷き。
「つーちゃんの事でしょ?ボクも一緒に行くよ。」
紅葉君は微笑み、私は紅葉君に抱きついた。
「ありがとう!」
こうして、私たちの奇妙な物語が進んでいくのだった・・・。
ー・−・−
大切な友達の笑顔の為に、頑張るよ。
寝る時、マイケルとマリアンヌが少し微笑んだような気がした。