世界革命(World Revolution)
□11.首を無くしたライダーさん2
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少し緊張感がたりなかったせいか、物音を出してしまった。
するとこっちをみた後にその人を焼け焦がしてしまった。
やばいものを見てしまった…。
オレはすぐさま後退したがそいつは人を投げ捨て、オレの方へと向かっていった。
あ、オレ。死亡フラグ?
こんな所で死んでたまるか!
こんな奴にオレの超スーパーG以上の精神力をみせつけるチャンスがきたようだな…。
走るオレの素早さはまさにボ●ト!今まで逃げる事に関しては誰にも負けた事がねぇ!
ふぅ、大分走ったな…。
此処までくれば………
「おい」
・・・
・・・ん?
あれ、なんでいるんだいBoy?
オレのあの逃げ足から…ついて、きた…だと!?
バカな!?このフィルが…!このフィルがぁ!!
ちょっと落ちつくか。
「おい、聞いてんのか?リス頭」
はい聞いてますとも。
頷くオレ。半分脅し状態だよな。脅されるなんてなかったオレはちょっと感激…。
今まで脅す人生だったぜ…。
「……さっきの、みたよな?」
「・・・」
顔を逸らすと舌打された。
だって殺人現場に遭遇したんだぜ?オレ、滅多に経験できない事に遭遇したんだぜ?
これって絶対に「見た奴は…親でも殺す」だろ?まさかのオヤコロなんだろ?うんわかってる。
だから逃げよう。そうそう。
歩き出すオレを、コイツは見逃しはしなかった…。