世界革命(World Revolution)
□12.首を無しライダーさん3
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楽しかった日々には、必ず別れがある。
オレは皆に見送られ。
また、首を探しに行く。
「フィル。また会えたらええぜよの」
「《おお!首が見つかったら飲み比べしようや!》」
「…なんであいつら一日にしてこんなに仲良くなるんだ…」
「さあ…」
「また来てくれるよね?」
「《もちろん!》」
「首、見つかるといいな!」
「《ありがとな!》」
マジであったかハイムだったわ…此処。
オレ感動で涙…はでないが、でそうになるわ。
そんなあったかハイムとはお別れして、オレはまた。旅にでる…。
さて…。じゃあな、皆。
バイクのエンジンをかけ、動きだす。
フィルくん、またね!と手を振るみんな。
これなんて最終回?
じゃあな、みんな!
手を振ったと同時にこんな事が起こるなんてオレは思ってもみなかった。
ブルルルゥゥゥンェェェッブッシュゥゥゥ……
と、いかにもな音が鳴った。
オレは瞬時に悟ったさ……。
故☆障
ってな……。