世界革命(World Revolution)

□17.鏡の中の…
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そして歩く事半時間…。




「流石につかれ……あれ?」




と、京先輩が横を見、僕も一緒に横を見るとそこには




「紅先輩…すず先輩、メイさん…ですね」

「なんであんな所に!」




おぉぉぉぉぉい!!!!と大声で叫ぶ京先輩。

さっき疲れたとか言ってたくせにそんな張り上げた声は出るんですね。



しかし…




「気付いてませんね」

「ちょ…なんでぇ!?」




知りませんよ、そんな事…。



それから何度も何度も叫びつづける京先輩…

流石に頭いたくなってきました…早くやめて欲しい…。


すると、背後から何やら声が聞こえた…。




「そんな大声だしても、きっこえないよー」



「!?」





振りかえれば一人の子どもがいました。

ザ・普通の子ども。な感じの子です。




「えーと、僕ぅ〜?お母さんとはぐれたぁ?」



京先輩が子どもに近づいて微笑むと、同時に頬にナイフが掠る。




「Σ」

「へぇ…お姉ちゃん。あの人と同じだなぁ…?」




…普通の子ども改め、ヤバイ子どもに遭遇しましたね…。



 
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