世界革命(World Revolution)

□23.建物の中へはいろうか
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「ひっろーーーーーい!!」



と、京とメグは叫び、ビャクはあちこちを見ては「おお!セイヨー風のお家ぜよー!」とはしゃでる。

君たち…ジ●リ作品に出てきそうな反応やめてほしいのだが…。



「《んか、ここ…きみわりぃな…》」



フィーがそう書くと同時に、ドアが閉じた。

バタンッ!と、大きな音に驚き震えるすずを宥めるメイ。



「うむ……いい眺め…」

「兄ちゃん…」




・・・失礼。


ドアは閉じ、ビャクが引っ張ったり押したりを繰返すが一向に開く気配がなかった。




「…こ、これって…もしかして…」

「た、多分…わたしたち…」

「閉じ込められたん!?」



多分ではなく、そうなのかもしれないな。

大の大人がドアめがけてタックルかましても開かないんだ、俺たちは閉じ込められた。

その仮定のほうが正しい。





「《オレよー、こういう建物に閉じ込められたらなにがおこるかわかるぞ》」

「ききたくないききたくない!!」

「なんですかー?」

「《あれだ。ユーレイがでる!》」




イヤァァァ!!と、叫ぶメグと京。

其処の二人、すずとつーが震えてるぞ。




「…さて、どうしたものか」




そう、頭を使おうと腕組みをすると、何処からともなく


バリーン!



と、何かが割れる音がした。




「《このパターンのやつしってるぞオレ!》」

「フィー。お前は少し黙ったらどうだい?」




いや、書くのをやめろ。と、言った方が正しいか…。



 
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