短編

□少し昔のお話
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あれから数ヶ月。


屋敷は何故か燃えたらしい。






「はぁ…事件未解決」

「で、でもでも!あんなこっわい所でしたよ!?」

「すみません…」




神代あずちは深深と謝罪をした。

そして、ふと、白い玉を見る。





「あんの、先生」

「…なんだい?」

「その、白い玉ァ…なんですか?」





指をさし、川蝉は「ああ」と、言う後にいう





「此れはあの屋敷で執事の傍に転がってたんだ。…一体此れがなんなのかはわからないが…。


とても、大切なもの。というのがわかる。

これからは不思議な感じがするんだ。」





そういう川蝉にあずちは「ほお…」という。


あとりはその白い玉を見つめて触ろうとするが、川蝉がそれをさせない。






「先生…。なんで私に触らせてくれないんです?」

「…いや、この玉は、なんだろう…他の人が触れてはいけない感じがするんだ」






大切だと感じるからだろうか?

この玉は…大切なもの。


他が触れてはいけない。


ならなぜ私は触れる?


どうして触れてるのだろう?



疑問ばかりが浮かぶ。








 
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