短編
□みんなであそぼう。
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こっから少し物語調☆
朝になりました。皆さん目を開けてください。
京子「ふぁぁ…。なんだ、もう朝か…」
紅葉「京ちゃん!家の外で何か人が集まってるよ!!」
京子「んぇ?何何!?」
外に出ると、人々がゾロゾロと集まり、何やら話しあっていた。
残念ながら、雪子が無惨な姿で発見されました。
偉助「まさか…。こんな呆気なくやられちゃうなんて…」
千郷「ですね…」
恩音「ど、どないしたらええんや…」
月咲「と、取り合えず!人狼を探さないと…!!」
すずめ「ですねぇ…!!」
こうして、人々の人狼探しの話し合いが始った。
偉助「誰か一番怪しい人とかっている?」
京子「ハイハイハーイ!」
偉助「はい、京ちゃん」
京子「千郷君が怪しいと思う!」
千郷「なんでですか」
京子「なんか千郷君て平凡な村人って感じがしないから」
千郷「はぁ、そうですか。それじゃあ僕はアンタが怪しいと思います」
と、ビシッと京子向けて指を指す千郷。
その千郷に眉がピクッとなりながらも、「どうして?」と、返す京子。
千郷「アンタ…。夜コソコソとどっかへ行ってたみたいですけど…。何してましたかぁ…?」
京子「Σな、何もしてないよ…!…ただちょっとブラブラとねぇ?」
千郷「ほぉ…」
すずめ「(ど、どっちを信じればいいのだか…)」
険悪な雰囲気を醸し出す千郷と京子に挟まれてるすずめは少し、身を縮めたのであった。
悸鈴「…じゃあ、カミングアウト、する奴はいるか?」
と、悸鈴が言う。
カミングアウト。それは自分の職業を公表する事だ、真実か嘘かはわからないが、狙われる確立は高くなる。
悸鈴「取り合えず…わしは言っても大丈夫そうだし言っておく。わしは村人だ」
信じるか信じないかはお前らの自由だぞ?と、付け加える悸鈴に、月咲が手を挙げ
月咲「あの、わたしも言います…村人だよ」
恩音「(…あれ…?)」
千郷「此れで村人は二人、ですか…」
京子「で?そっちはどうよ」
千郷「ああ、僕ですか?僕は…村人陣営、とだけ言っておきますよ」
京子「な…。そ“ピピピピピ”Σ」
京子が言いかけた時、アラーム音が村全体に響き渡った。
このアラーム音こそ、処刑する人を決める投票の合図である。
皆さん、速やかに投票を行ってください。