03/30の日記
05:29
小説『ババ抜き』
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教室に置かれたトランプ。53枚のカードに外れは一つ、ババの微笑みを見たら最後
死から逃れられない
「おい!トランプあるけど、これ誰んだ?」
夏の終わり
何気なく机の上に置いてあったトランプを手に取る
始まりはここからだった、、、
3日後、このクラスで俺を除く全ての生徒が死んだ。
それから1カ月後、引きこもってた俺は転校し、親や先生、新たに親しくなった同級生達に助けられ、徐々に昔のような元気を取り戻してきた
あの事件から1年、、、セミの鳴き声が聞こえなくなった頃、朝のHR前の出来事だった
「なぁ執!これお前のか?」
登校し、ドアを開けた途端に見せられたものは、いつしかのあの”トランプ”
一瞬にして顔が青ざめ、吐き気が遅ってきた
「さ!さわるなぁぁぁぁぁ!!」
頑丈な黒いガラスケースのトランプを、強引に友達の手から放そうとするが、いきなりの事で力が入り過ぎ、そのトランプは床へと落ちてしまったのだ
ガララン!バサササッ、、、
ケースから無惨にもカードがばらまかれ、その中央に漆黒に近い紙切れが飛び出していた
皆は俺の行動に不可思議な目線を向ける一方、俺は信じられない手の震えと共に、その紙切れを慌てて手にし、カードの上に広げた
『私の笑顔で幸せになりましょう
ルールは簡単
今からババ抜きをしてもらいます
最後まで私を持っていた方には
最高のおもてなしを施します
ただし、不正をした者
または、放棄した者には
最高の罰を与えます
最後まで私に巡り合えず
一人になった方には
特別な罰を与えます
さぁ、楽しい楽しいババ抜きを
どうぞご堪能あれ、、、
JOKER』
白く塗られた文字の下に、紅い文字でズラーっと俺のクラス全員の名前が書いてあり、時刻と組み合わせが、全て書き記してあった
『8:40〜新井 憲武様・石井 沙織様・井上 茉都香様・上野 剛様、、、』
「ははは、どこのイタズラだよ!」
「ババ抜きとかやり方もしらねぇし」
教室は笑声で溢れ返り、いつもよりも騒がしい朝であった
「頼むからよく聞いてくれ!!」
俺は机を割るかのように激しく叩き、周りの空気を瞬時に凍らせた
昔の…あの時の記憶が読み返りながら…震えた声で話す
「いいか、、、少しでも生き延びたかったらゲームに参加するんだ、、、ジョーカーの微笑みを見たら、、、殺されるぞ、、、」
これは最悪で最後のゲーム
待ち受けるのは『死』
ジョーカーを振り切ったら『生』
このゲームの絶対条件は『勝ち続ける事』
俺が一人…生きている理由は
『仲間を振り切り、勝ち続けたから、、、』
おわり★
★あとがき★
続き?無いけど?(笑)(殴
登場人物が♂とゆーのは気にしない方向でよろりww
実はこの話を思いついたのは、昨日の夜8時くらひでw
2時間で仕上がりましたょw
♪( ´艸`)
「イカサマライフゲイム」ていう曲を聞いてたら何気にストーリーが浮かんだんで、書き走ってみましたぉ♩(笑)
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
多分曲を聞いて貰えれば、何だか分かると思いますぅw
続きはーっ…反応によるっっ!w
軽く宣伝だよ!ww(蹴
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