短編☆
□やっぱり愛されてます
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スカートは嫌です。の続き
『あぁ〜あ、退屈…。』
イギリスエリアのなかにある凄い豪華なホテル。
豪華すぎてたじろいでしまう…
料理も美味しいけど私の口にはあんまり合わないし、周りのみなさんが上品すぎて合わせられない。
しかも
テーブルマナーなんてよくわからないからいまはベンチに座っている。
『…暇だなぁ〜。帰ろっかな。』
先にバスに行って寝ようと思いバスにむかって歩いていると…
「そこの美しいお嬢様。一緒にお茶でもどうですか?」
風丸先輩にそっくりのスーツをビシッと着こなしている身長の高い男の人に声をかけられた。
『はい…?私ですか…?』
「そうですよ。ここにあなた以外にこんなに美しいお嬢様はいないですから。」
いやいや。この人目が悪い。
ここには私より美しい人がたくさんいる。
ってことで、私は美しい人ではないのでさよならですね。はい。
「…そこの貴女ですよ。さぁさぁ、こちらでお話しでもしましょう。」
『え?ちょっ…!』
強引に腕を引っ張られ無理矢理テーブルのほうに連れて行かれた。
「仁美さんはイナズマジャパンのメンバーなのですか。マネージャーではなく?」
『あ、はい…。』
この風丸先輩に似てる人はエドガーさんと言ってイギリスのキャプテンだった。
…敵チームなのにこんなに話してていいのだろうか。
っていうか、みんな心配してるんだろうな…。
「素晴らしい…!美しくてサッカーも出来るなんて…」
エドガーさんはどんどん話しかけてくる。
『あの…私初戦の相手なのですが…。』
「そんなの関係ないですよ。こんな美しい方と出会えるなんて最高の日ですよ。試合にも勝てそうな気がしますね。」
いやいや…
勝たれたら困るんですけど。
この人天然なのかな…?
「「「「「「仁美〜!!」」」」」
『あ、みなさん!』
イナズマジャパンのみなさんが私の所に来るなり私を抱きしめてきた。
「心配したじゃないか!どこ行ってたの?!」
「しかもこんなキザ野郎と2人っきりでいたなんて…!僕らがどんなに心配したと思ってるの?」
いつも優しいヒロト先輩と吹雪先輩がかなり怒ってる。
やっぱり心配かけちゃったんだ…。
『ごめんなさい…。その…次から気をつけます…』
もういいから、といった感じで頭をポンポンと叩いてくるみなさん。
「お取り込み中失礼します…。私はいま仁美さまとお茶している途中ですので…。
貴方達はどこかに行ってください。」
「「「あぁん?」」」
やばいよ、イナズマジャパンのみなさんの後ろから黒いオーラ出てるよ!
エドガーさん、これ以上触発しないで!
「ですから。私はいま仁美さまとお茶をしていたのです。お話しの途中であなたがたが邪魔をしてきたのです。さっさと帰って下さい。」
あぁ〜あ。喧嘩になるよ〜。このパタ「「「お前ちょっと表にでろやぁー!」」」ほらきた。
「いいでs『ダメでーす!エドガーさん、すみません。帰りますから!今日はありがとうございました。…ほら行きますよ、みなさん。』
無理矢理その場を片付けてイナズマジャパンのみなさんをまとめて連れて行く。
「仁美ちゃん!あいつとは一発やりあわないと「そうだよ!この手で殴らないと気がすまな『…怒りますよ?』「「ごめんなさい」」
『でも…みなさん。心配してくれてありがとうございました。嬉しかったです…』
「仁美…。俺たちはみんやお前の事が好きだからな。仲間だし。」
みなさん…
『本当にありがとうございました!』
大切にされるって嬉しい
(仁美ちゃん?一応言っておくけどエドガーには今後いっさい触れないこと。わかった?)
(えっ…なんですか、それ。)
(いい?わかった?)
(あ…はい。)