Present for.....

□絆は一生
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変わらない優しさの続き!
そしてアニメ捏造!





「全員集合!」

鬼道監督の号令でみんながベンチ前に集まる。
今日の練習も疲れたなぁ〜。
雷門はいま、革命という大きなことをやっている。
このサッカー界を変えるために…

そして顧問の音無先生が来た。

「次の対戦相手が決まったわ。


次の対戦相手は…木戸川よ。」

木戸川…ここで雷門と当たるんだね…

「やはり、来たか。」

「あぁ。…貴志部…!」

輝の一言で木戸川に対するいろいろな情報が出てくる。
そんななか、一乃さんと青山さんから木戸川が仲間割れしている、という事を聞いた。

『仲間割れっ!?嘘でしょっ!?それって本当なのっ!?』

気がついたら私は一乃さんと青山さんに詰めかかっていて。

「おいおい…大川、急にどうしたんだ!」

車田先輩が慌てて私を抑え、私は我に返った。

『ご、ごめんなさい。つい…』

「あっ…そういえばお前、去年まで木戸川にいたんだよな…?仮面着けて…」

神童キャプテンがそういうと、一年生以外はそうだった、と納得する。

「そうなんですか?大川先輩っ!?」

『うん…私は元木戸川の生徒なの。
…次の対戦相手が…木戸川。大河…総介…。仲間割れなんて…嘘でしょ…』

私の頭のなかはパニック。

「…大川、どうするんだ?次の試合、ちゃんとプレー出来るのか?」

『監督…。大丈夫です。監督が使ってくれるなら使ってください。』

「よし、わかった。」

「大川先輩…大丈夫ですか?」

天馬が心配そうに声をかけてくれる。みんなも心配そうに私を見てくれてて。

『…大丈夫だよ。ありがと。』

雷門イレブンは優しいな…
木戸川に勝って…革命成功させなきゃ!



********

「穂〜!会いたかったっ!」

雷門のベンチでストレッチをしていると後ろから誰かに抱きつかれた。
恐る恐る振り向いてみると…

『か、奏秋!?久しぶりだね。』

「本当だよ〜!急に雷門に転校なんてひどいよ〜!俺、めっちゃさみしかった!」

『あ〜…ごめんごめん。よしよし』

奏秋の頭をなでなでしてると木戸川のユニホームを着た2人組が私の前に。

「「穂…」」

『大河…総介…!
…久しぶりだね。』

「あぁ、久しぶり。」

「元気のようでなによりだ。」

『うん。そっちも変わらないね。その…木戸川のみんなは元気?』

すると目をそらす3人。
やっぱりなにかあったんだ…!


……………。


沈黙が痛い。


「ちょっと…すみません。木戸川の皆さん。試合前に敵チームと馴れ合うのはどうかと思うんですよぉ〜。」

「そうですよ。はい、帰った帰った!」

狩屋くんと天馬が大河達を追い返す。

助かった…。

『ありがと、天馬、狩屋くん。助かったよ!』

「っ〜////いや、そんな事よりライバルがまだいたのか…。」
「もう両手で表せられないくらいいるよ…」
「俺らっていつかは報われるのかな…?」

『へ?なに?』

「「「「「「なんでもない(でーす)」」」」」


「おーい、おまんら!はやく整列するぜよ〜!」

「「「『了解〜!』」」」





ホイッスルが鳴り試合が始まった。
そして試合が始まった。

私はベンチスタート。

 
仲間割れしてるって聞いたけど木戸川は普通にチームプレーが出来ていて安心した。
…総介は1人でプレーしてたけど…


そしてこのスタジアムのしかけ、ピッチダウンによって何回もシュートが阻まれていく。

しかし木戸川も雷門も新しくタクティクスを完成させ攻めていくが…
流れが木戸川に向いている…

『神童さん!雷門が押されてますよ!このままじゃ先制される!』

ベンチから思いっきり叫ぶと神童さんが反応した。

「えっ!?は、浜野!気をつけろ!」

「え?うわっ!」

神童さんの指示に気をとられたのか総介にボールを取られる。

「鉄騎兵 ナイト!


ギャロップバスター!」


やばい…!化身シュート…!?

ピピー!!

総介のシュートで先制されてしまった…
そしてそのまま流れは完全に木戸川。
トライアングルZZも決められ、2-0に。
この展開はやばい!


「…後半FWで行くぞ。穂。」

『…はいっ!』

いよいよ私の出番。
ここは本気を出さなきゃ…
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