Present for.....
□突然の…
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今日はホーリーロードの決勝。
俺達の相手は革命派の雷門。
俺達はフィフスセクターのやりかたが正しいと思ってるが、聖帝から【お前らを信じているから自由にプレーをしてこい】と言われたので一生懸命、大好きなサッカーを楽しもうと思う。
今日の試合は…
とっても楽しみだ。
『真命!今日の試合…いい試合にしようね!』
そのとき、俺の背中に巨大な痛み。
みると、穂が俺の背中に抱きついている。
「穂!痛いんだけど…」
『ごめん、ごめん!なんかワクワクしちゃって!』
ニコッと笑う彼女はとても可憐だ。
「ってか…はやく離れてくんないかな…?コーチ(と他の部員)に怒られる(殺される)からさ…」
心の声を声に出さないように気をつけながら慎重に言う。
『あ、ごめん!気づかなかったよ〜』
そう言って俺から離れる穂。
その瞬間、俺に対する殺気が消えた。
『あ、ごめん!お兄ちゃんが呼んでるから先行くね!今日は…絶対勝とう。』
そう力強く言って穂はコーチのもとへ走っていった。
やっぱり…あの兄妹は似てない。
「キャプテン…穂はみんなのものですよ!」
「わかってるって…でも俺は穂の事が好きだから…容赦しないよ?」
「「「「「「いや…みんな穂の事好きですから!」」」」」」