Present for.....

□突然の…
1ページ/3ページ

今日はホーリーロードの決勝。

俺達の相手は革命派の雷門。

俺達はフィフスセクターのやりかたが正しいと思ってるが、聖帝から【お前らを信じているから自由にプレーをしてこい】と言われたので一生懸命、大好きなサッカーを楽しもうと思う。

今日の試合は…
とっても楽しみだ。


『真命!今日の試合…いい試合にしようね!』

そのとき、俺の背中に巨大な痛み。
みると、穂が俺の背中に抱きついている。

「穂!痛いんだけど…」

『ごめん、ごめん!なんかワクワクしちゃって!』

ニコッと笑う彼女はとても可憐だ。

「ってか…はやく離れてくんないかな…?コーチ(と他の部員)に怒られる(殺される)からさ…」

心の声を声に出さないように気をつけながら慎重に言う。

『あ、ごめん!気づかなかったよ〜』

そう言って俺から離れる穂。

その瞬間、俺に対する殺気が消えた。


『あ、ごめん!お兄ちゃんが呼んでるから先行くね!今日は…絶対勝とう。』

そう力強く言って穂はコーチのもとへ走っていった。


やっぱり…あの兄妹は似てない。


「キャプテン…穂はみんなのものですよ!」

「わかってるって…でも俺は穂の事が好きだから…容赦しないよ?」

「「「「「「いや…みんな穂の事好きですから!」」」」」」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ