Present for.....

□嫉妬心からの〜
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「……。」

「…おい。ヘラ、なんかお前の顔怖いぞ。」

ヘパイスに恐る恐る、という感じで話しかけられた。

「.………。」

今の俺には答えてる余裕などない。

「おいおい、どうしたんだよ?」

「…ヘパイス。あれを見ろ。」

「えっと…。あぁ、アフロディと穂じゃないか。あの2人は本当に仲良しだな。」

「それが良くないんだろうが!」

「「「「?!?!?!」」」」

俺が大きな声をだしたからか1・2年のやつらがビクと肩を震わせる。

「…おいおい。いくらなんでもそれはないだろ…?アフロディはキャプテン、穂はマネージャー、仕方ねぇんじゃねぇの?」

「そうだとしてもあれは異常じゃないかっ?」

2人は1つのノートを見たり、笑いあったりしている。
許せん…!

「っていうか、お前は穂の彼氏でもねぇだろ。」

「俺はあいつのことがが小さい頃から好きだったんだぞ?それがアフロディごときに…」

「でも〜先輩、あれはガールズトークみたいでよくないですか〜?」

そこに片付け終わりのアポロンがやってくる。

「おい、アポロン。アフロディは男だぞっ!?」

「知ってますよ…。だけどほのぼのしてて可愛らしいじゃないですか〜。」

「そういう問題じゃないだろっ!」

そうこうしてるうちにアフロディと穂の距離が近づいて行く。

「もう許せん!」



「お、おい!ヘラ!」
「ヘラ先輩!…あ〜ぁ。行っちゃった。ヘパイス先輩、止めなくていいんですか?」
「いや、なんか面白そうだからやめとく。」
「ですよね〜♪♪後ろからついて行きましょう!」



「穂!」

『…ヘラ?どうしたの?そんな顔して。』

「ちょっと来い!」

穂の腕を強引に掴み人気のないところに連れて行く。

『ちょっ…。ごめんね、アフロディくん、またあとで!』


そして穂の腕を離し、穂と正面で向き合う。

「お前…アフロディとどういう関係なんだ!」

『どういう関係って言われても…?キャプテンとマネージャーでしょ?』

「キャプテンとマネージャーの関係であんな親密に話すかっ!?」

『…そんなの当たり前でしょ!っていうか、ヘラには関係ないじゃん!』

「関係ある!」

『なんでよっ!』

「それは…その…」

理由は決まっているのだが、本人を目の前にして言えるはずがない。

「(ちょっと、ヘラ先輩!ここが男の見せ所ってもんですよ!)」
「(お、おい!アポロン、ちょっと黙っとけ!)」
「(ふ〜ん。そういう事だったわけね…)」
「「(ア、アフロディ!な、なんで!)」
「(神の僕に隠し事は通じないよ☆あの2人…楽しみだね!)」


そんな話しを裏でされてるとは露しらず。



「えっと…。〜!なんでもいいからお前は…俺だけを見てればいいんだ!」

『ヘラ…もしかして嫉妬してるの?』

「〜/////!?…あぁそうだよ、嫉妬したよ!お前の事が…好きだから…だからお前はアフロディとかじゃなくて俺の隣にいればいいんだよっ!!」

多分、俺の顔は真っ赤であろう。
このさい…気にしないことにする。
告白というものがこんなに緊張するもとだとは…

『ふふふ…そんな事言われなくても私はヘラが大好きだよ?』

「なっ〜///…ふん。そんなの最初から知ってたぞ。」

『なにそれ。ヘラらしいけど!あははは…』

笑い続ける穂。

「そんなに笑うな!…ったく、これからその可愛い笑顔は俺だけにだぞ?」

『うん…。でも束縛しすぎはヤだよ?』

「それは…考えとく。」


流れで告白したけど…


結果オーライ


って事で。



(あぁ〜あ。なんか以外に普通でしたね〜)
(ちょっと…な。)
(神の僕は満足してないんだけど…)

(てめぇら!なにコソコソ見てるんだよ!)

(((え?バレた?ごめん☆)))

(ふざけんなぁ〜!)
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