仮面ライダーディケイドReturn


第8話 駅到着、敵乗客
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――仮面ライダー電王


 平成仮面ライダーシリーズ八作目にして、オールライダー映画の常連。更には続編である超電王、と今日まで延々と続いている超人気作品。そしてライダーバトルという概念を本格的に持ち込んだ仮面ライダー龍騎に並ぶ、かなりの異色作でもある。
 その理由として、龍騎と同じくモンスターを仲間として戦うというものがあり、こちらもイマジンという怪人を自身に憑依させて戦うという独自の設定が存在する。今作でのフォームチェンジはそれを利用しており、それぞれ憑依するイマジンを変更することによりそれを行う。更に憑依したイマジンにも個性があり、それによって性格や武器、戦法がガラリと変わるのも、電王の人気の一つと言えるだろう。
 更に、大がかりな移動に電車を用いるのも今作の大きな特徴だ。ライダーといえばバイクを連想する者が多いが、今作ではあえてその概念を崩している。(小さな移動ではきちんと専用バイクを使用する)これについては設定が非常に便利なのか、近年のクロスオーバー系統の劇場版では活躍が非常に顕著となっている。
 反面、その人気のあまり、スタッフ側が作品を終わらせることを惜しんでいるのか、本編終了から五年が経った今でも続いており、そのことに苦言を漏らす者も少なくはない。しかも劇場版でゲスト出演すれば、ほぼ確実に他のライダーより多めに活躍することから、「電王は出しゃばり過ぎ」という声もある。
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