秋川の小説部屋4
□七夕
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Z
七夕かぁ…今年は見れるかな?
毎回曇ってたからなぁ〜梅雨がかぶるんだよね
秋彦
織姫彦星に何を願うんだ?またZの場合は、金とかだろ?
Z
俺だってロマンチックな事を考えてるっ
一年に一回しか会えない二人がかわいそうでさ…
秋彦
俺もそうなったら…すごくいやだな。
Z
そう言えば美咲さんは?
秋彦
ん…バルコニーに七夕飾りをつけている。
何やらまだつけるまでは入るなって言われてる
Z
完成するまで待っててほしいのかな?
美咲さんこだわるからね〜?
秋彦
本気で美咲が織姫なら…どうなんだろ(考える)…?
―――――――――
脳内
織姫は、年上だよな
なら…あてはまるのは弘樹か?
弘樹が酔った時の話と言えば年下の背の高いアイツとの話
弘樹はバツイチではないが、弘樹とアイツがイチャイチャしてて、これではダメだと一年に一回で。離ればなれでかな?
―――――――――
Z
おーぃ秋彦?秋彦どうしたんだ?
秋彦
新作ネタがうまれた!さっさとBL(仕事)を書かねばっ!
Z
あ…秋彦っ!
頑張って仕事してな。
その後
秋彦
ふぅ…大半終わったな。これでよいか相川に連絡しよう。
…ん?
バルコニーには笹がサラサラとなびいていた。
秋彦
できたんだ…美咲。疲れてソファに寝ちゃってる。クスッ
笹飾りを見にいくと秋彦の身長辺りに短冊が、そよそよとなびいていた。
秋彦
美咲?アイツが書いたのか…
…!
『バカウサキといっしょにいたい 美咲』
秋彦
ぷっ…フフフっ。
ずーっといてやるさ。
やきもち妬かせてやろう?
織姫と彦星にさ。
美咲に近づいて
チュッと頬にキスをして
秋彦
こんなにもLoveLoveですよってね…。
終わり
その後本屋にて
弘樹
ん…?
(なんだこれは!)
純愛エゴイ…うぉぉー!
『一年間会えない二人。しびれをきった弘樹がとった行動は…?秋川弥生が書くBLコメディー!』