秋川の小説部屋3

□ロマンチカ22
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あの声さえ響かないマンションに自分は、ほつんといた。
 
ソファーにて仕事しても…

なんだか物足りない

ゴハンもつまらない。
時間きてもノックしない扉…たった少しの時が過ぎただけなのに


「美咲…美咲っ!!」

孝浩と暮らせと言ってしまった

家族と一緒がいいと美咲に言ってしまった。

だけど…だけど。

最初から一人でいたから平気だと思っていたのに変わらない日常に戻るだけなのに



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