なる小説

□距離(テンネジ)(ほのぼの)
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「わぁーい!海だぁー!」

「海ですね!!」

「・・・・。」

めずらしく休暇をもらったガイ班は海に来ていた。

「・・ガイ、どうして海なんだ。」

「ぬっはっはっはっ!!なーに分かりきったことを聞いているんだネジ!若さといえば青春!青春といえば海に決まっているだろう!!」

「・・・・。」

「すばらしい考えです!ガイ先生!!」

「ぬはははっ!!そうだろう!!?」

「はいっ!!」

「よぉーしぃ!!そうと決まれば早速砂場ランニング500往復だ!!」

「オォーースッ!」

ダダダダッ!!(リーとガイが走っていく音)

「はぁ〜・・。あの二人はいつも元気ね〜」

「・・元気でないところをみたことがないな・・。」

「ま、いいわ、私達は着替えて海で泳ごっ♪」

「・・・あぁ・・。」






ーーーーーーーーーーーーーーーー

「よぉーしっ!泳ぐわよー!ネジー!」

「・・・・。」



バシャバシャ(テンテンとネジが海に入っていく音)


「あはっ、冷たーい!」

「・・まぁまだ夏といっても初夏だからな・・。」

「でも気持ちいいー!」

「・・そうだな・・。」




その光景をリーとガイは走りながら見ていた。

「ガイ先生・・!どうやらテンテン、ネジと上手くやってるみたいですよ!」

「おぉ!そうだな!」

「テンテンの想いがネジに伝わるといいんですがね!」

「ぬっはっはっは!!まぁそう急ぐことはない!片思いとは青春には付きものだ!」

「そうですね!!」




この日を機にテンテンとネジの距離はさらに縮まった。



完。

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