夢2

□第1話
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「うちのクラスにいい子いるんだって!」


「一条志乃ちゃんでしょ?」


「矢野の幼馴染なんだって」

「矢野と!!うらやましい」

七(矢野ってだれ?)




「まだ来てないよね。」




「そうだね。」



「早く見たいな」






『元っ!』


七(何あの子。すっごくかわいい・・。)




「ん?何?志乃」



『はい。これ。ていうか、何っておかしくない?
呼び出したか思えば、講売でパン買ってきてっておかしくない?うちには、弁当があるのに。』




「いいじゃん別に。減るもんじゃないし」




『減るよ!私の体力とお金が』



「ごめんごめん」



「すっごくかわいい・・・。」



「あの子が一条志乃さん」




七(言われなくてもわかる。すっごくかわいい。
ていうか、あの人が矢野か。)






『じゃ、うち有理に用あるから』



「あ、おう。」


すたすた



『有理〜〜。勉強教えて〜』



「また、やってこなかったの?」



『だって、うち暇じゃないもん!!』



「寝てるだけでしょ」



『ばれてた??』



「ばればれ。」



『まぁ、いいじゃん』




「いつものことだし・・・。」
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