☆小説☆
□夏バテ
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8月中旬……
外ではこれでもかってくらい蝉がないている
テレビのニュースの天気予報では猛暑日やら、真夏日やらと言っている
そんななか、俺はクーラーのきいた部屋で、いまだに手をつけていない宿題を開いていた
ピーンポーン
家のチャイムの音が聞こえた
俺は重たい身体をもちあげ、立ち上がり、玄関に向かうためドアをあける
ドアを開けた瞬間すごい熱気が俺の身体を襲う
熱気が部屋に入らないようにドアをしめ、階段を降りる
玄関のドアをあけるといつもの2人
「おはようございます!十代目!」
「おはよ!ツナ!」
「2人ともおはよう!上がって!」
「お邪魔しまーす」
「あがらせていただきます」
「獄寺君っそこまで言わなくても……」
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