☆小説☆
□アホどもがっ!!
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次に俺がやってきたのはある洋菓子屋さんだ
俺の仕入れた情報によると、
ここはオープンしたばかりで、
毎日沢山の人がやってくるのだという
特に、シュークリームが美味で、
一度食べたら、虜になるくらいのものだそうだ
これだ!!
これは、十代目は絶対喜んでくれる!!
そう思い俺は店内にはいった
早速シュークリームを探す
…………見つけた
それは、俺の見つけたい物
ではなかった
「あっ、獄寺さんじゃないですか!」
アホ女だ………
ったく……どうして今日はこんなに嫌なやつに会うんだろうか……
「どうしたんですか?こんなところであうなんて!!」
チッ
俺は舌打ちをした
「はひっ?!いま舌打ちしましたね!」
こういうときは無視だ
「なんで、無視するんですかー!」
ったく、うるせぇんだよ!
「でも、意外ですね!獄寺さんがこんなオシャレで、女の子が好きそうなお店に一人でいるなんて!」
あー…もう……うぜぇ……
俺は耐えきれなくなって店を出た
「ちょっ?!獄寺さん?!」
その時、アホ女の声が聞こえたが受け流した
ったく、なんでこう邪魔が入るんだ