☆小説☆

□おつかい
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それから、俺は和菓子屋に向かって歩いていた


はずだった……ってあれ?




俺は今どこにいるんだ?!

別に記憶がとんだとかそうゆう訳じゃない




んー……じゃあ……なんでだ?!





頑張って脳内パソコンをピコピコした






結論、


俺は道に迷ったみたいだ




結論を出すまでにかかった時間約3分


俺の中でははやいほうなんだぜ!一応…



なんか、地図見てきたらここについた


この辺はあんま来ないとこだったから、

よくわかんなかったけど、

なぜか着ける気がしてたんだけどなー


今まさに右も左も分からないってやつだ


いや、右と左はわかるか…






さて……どうするか………



………まっ、誰かに道を聞くしかねぇよな


誰かいねえかな?



俺は、右向いたり左向いたりした


うーん……いねぇなぁ………





「あれ?山本さんじゃないですか?!」


後ろから声が聞こえた


「おっ!ハルじゃねぇかっ!」


「やっぱり山本さんでしたか!どうしたんですか?」


俺は、顎をかきながらハハハッと笑い、今道に迷ってることをいった


「山本さんって…方向音痴ですかっ?!」


いや…そんなことは……ねぇはずだが………


「俺って、方向音痴だったのか?!」

「えっ?!今自覚するパターンですかっ?!」


でも、今まで道に迷ったことないのに……


「あっ、でも集合時間ぴったりにつくように行ったら、15分かかるところが5分しか、かかんなかったことあるな!!」




よし!納得!!


あれ?なんか忘れてる気が……




「というか、急がなくていいんですか?!」

「…ん?」

「和菓子屋さんに行くんでしたよね?」


そうだ!わすってた!


「道教えてくんねーか?」

「いいですよ!ここの道をまっすぐ行って、3本目の道を右折して、まっすぐ行って、4本目を左折して、まっすぐ行って、2本目を右折するとみえますよ!!」


………ややこしいのな

「だいたい15分ぐらいでつきますよ!」

「そっか!まっ、行って見るわ!サンキューな♪」

「いえいえ、頑張って下さい!!」
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