☆小説☆
□お出かけ
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で、今に至る
「ツナ君!ついたみたいだよ!」
「うん!そうだね!」
今俺らは、二人きり!!
周りからみたら、カップルに見えるのかな///
「ツナ君?顔赤いよ?風邪?」
「いやっ!大丈夫!元気だよ!!」
「なら良かったー!」
そして、ニッコリと笑う京子ちゃん
「じゃ、水族館はいろうか?」
『わぁー沢山お魚がいるよー!』
『この水槽大きいねー!』
『ツナ君、お魚さんの写真とるんだけど、いっしょにはいる?』
『あっ、イルカショーやってるみたいだよー!』
『ツナ君!はやくーはやくー!』
『ツナ君、お土産どれがいいかなー?』
水族館にいる間は、あっという間にすぎていった
なんで、楽しい時はこんなに時間がたつのがはやいんだろうか
まったく、時間は不公平だと思う
リボーンの有り得ないくらい有り得ない(爆発したり、爆発したり…)勉強の時間とは、大違いだ
で、もう帰る時間だ
今水族館をでてバス停に向かうところだ
「楽しかったね、ツナ君!」
「うん!そうだね!」
「またこようね?」
「うん!もちろん!!ところで、なんで水族館にきたの?」
「あれ?言ってなかったっけ?実は、」
「ツーナーさーーん♪」
この声は…
「ハルちゃん!まにあったんだー!良かったねー!」
「はいっ!!」
「えっ?!ハル?!ど…どうしたの?」
「あれ?京子ちゃんに聞いてなかったんですか?
ハル今度の文化祭のためにお魚の着ぐるみを作ろうと思いまして、
その時に参考にする写真をとるために、
京子ちゃんと一緒に水族館に行こうってなったんです!」
「でも、ハルちゃん文化祭までずっと忙しかったことが分かって、
ハルちゃんの代わりに私だけで行くことにしたんだけど、
一人じゃ寂しいから、ツナ君誘えるかなって思って誘ったんだー」
あぁ、なるほど!
そういうことだったんだ!
それでも、京子ちゃんが俺を誘ってくれるとかマジ嬉しすぎる!!
「ハルちゃん、ちゃんと写真とれたよ!」
「ありがとうございます!!」
「じゃぁ、もうそろそろ帰ろっか?」
「おい!!」
「んー…い…ま京子…ちゃん…と家……に…かえるんだ…よぉー」
「起きやがれ!ダメツナ!!」
俺のお腹に蹴られたような強い痛みがきた
“ような”じゃない、“蹴られた”だ
「……っ!!いってーー!ってあれ?」
「さっさと起きろ!!」
「あれ?今京子ちゃんと…って…夢?!」
夢落ちかよー!!
まぁ、確かに夢みたいだって思ったけど…
ほんとに夢だって分かったら凹むなー
はぁーっ
俺はため息をついた
「何ため息ついてやがる!
どうせ幸せな夢でもみてたんだろ?」
「なんで分かったの?!」
「京子ちゃん京子ちゃんって、寝言がうるさかったからな!」
なんか…恥ずかしい…///
「さっ、“有り得ないくらい有り得ない勉強”するぞ!」
えっ?!
「こーんなこと聞いて怒らない俺だと思うか?」
「ちょっ…それは言葉にしていってないのに、なんでしってるの?!
思っただけなのに!」
すると、リボーンはニヤリと笑って、
「思ったんだな?」
あっ……
「さぁ、はじめるぞ!」
「そんなぁぁぁーーーー」
今日の反省
言葉は、よく考えて、選んで話しましょう
ただ、リボーンには、読心術あるから意味ないんだけどね