☆小説☆
□トランプ
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A
スペードのA ツナvsリボーン
〖ツナside〗
「トランプするぞ！」
俺の家庭教師であるリボーンが、いきなりこんなことを言った
「トランプ？」
「なんだ、トランプしらないのか？ツナ？」
「しっ…知ってるよっ！！なんで、いきなり？」
そう俺が聞くと、リボーンはやれやれという顔をした
「な…なんだよ…っ」
「トランプをただの遊びだと考えるなよ」
「えっ？」
「トランプは、駆け引きだ！トランプが強くなれば、ツナが将来ボスになったとき必ず役に立つはずだぞ！」
へー……って、
「俺はボスになんてならないっていっただろ？！」
その瞬間、レオンの銃に変え、そこ
銃口を俺に向けてくるリボーン
「ひぃぃっ！」
はやく、それ降ろせよっ
危ないだろっ！！
「早速始めるぞ！」
はいはい、やればいいんだろ？
「やればいいんだ！」
えっ？！なんで聞こえて……
あっ、お得意の読心術か
「そーだぞ！とにかく始めるぞ！」
そう言うと、持っていたレオンで出来ている銃が形を変えトランプになった
それを慣れた手つきでシャッフルするリボーン
みる限りちゃんと全部ありそうだ
今レオンに戻ったら……
えーっと……
12×4は…
いや、13×4だ
の答えは……52
のレオンが出来るのか？
レオンってつくづくどーなってんだろうな……
そんなこと思っているうちに、リボーンはシャッフルし終えたみたいだ
「ところで、何するんだよ」
「トランプといったら、ばばぬきだろ？」
まぁ、確かにばばぬきは定番だ
ばばぬきというのは、
4種類×13枚＋ジョーカー1枚でやるゲームだ
計53枚のカードをシャッフルして、人数分で均等に平等に分ける
手持ちのカードの中で同じ数字の2枚のカードがあれば、その2枚を決まっている適当な場所に置いていく
置けるカードが無くなったら、順番を決め、相手のカードを1枚ずつとっていく
そして、同じ数字のカードがあれば、同じように置いていく
最後に残っていた人が負けというゲームである
「さぁ、やるぞ！」
俺は、手持ちのカードをみる
２人でやっているためか、かなりの量が減った
俺の所にジョーカー…
まぁ、大丈夫だろう
「もう、置けるのはないか？」
「ないよ」
順番はリボーンからとなった
リボーンは、俺のカードを引く
スペードの3を引かれた
リボーンは、持っていたダイヤの3と共に置いた
そのまま続いていく
何故か分からないが、まだジョーカーは俺の所にある
一回も取られた訳ではない
そして、最後…
大事な所だ
俺が2枚、リボーンが1枚だ
そして、リボーン引くばんである
「ってことは、どっちかがジョーカーで、どっちかがスペードのAだな？」
「そうだけど…ってか、なんでスペードって分かんの？！」
「今まで置いた中に無いからな」
今まで置いたカード覚えてるのか？
いくらなんでもすごすぎる
「じゃあ引くぞ」
俺は、トランプ２枚を前に構える
リボーンの手は俺から見て右に動く
そっちは、スペードのA…
それを引いたら俺の負けだ
それだけは、引かないで欲しい
それをとるかと思ったが、リボーンの手が移動した
今度は左手…つまり、ジョーカーだ
よっしゃー！それをとれば俺の勝ち
最終的にリボーンがとったカードは
左手…
ではなく、右手のスペードのAだった
負けた………
敗因をリボーンに聞いた
「俺に勝てるとでも思ったか？敗因は、お前の表情だな」
表情？
「俺がカードをとるときの表情見てたら、簡単に分かったぞ♪お前は、分かりやすすぎるんだ」
俺……表情にでてたんだ……
「まっ、その前に俺は読心術が使えるからな」
あっ、俺の心を読んだってことか？
なんか……卑怯じゃ？
「卑怯じゃねーぞ」
「卑怯だろっ！！」
「よしっ、第二ラウンド行くか！」
「えー…まだつづくのー？！」
スペードのA END
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はいっ！一話分終了しました(@^▽^@)
いかがだったでしょうか？
あっ、ちなみにしばらくは、ツナは超直感使わない設定でお願いします
後々、超直感使うことがあるかもしれませんが………
次は、京子ちゃんのお話です！