☆小説☆
□ボンゴレメンツが家族だったら?
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隼人×武
《ある日の下校中》
「なー。隼人ー。聞いてるか?」
そういいながら俺の顔をのぞき込んでくる。
「聞こえてるかー?まさか、耳聞こえなくなった?!」
「な訳ねぇーだろっ!!」
「あーっ、聞こえてたのなー!聞こえてたらちゃんと返事しなきゃだめなのな!」
『ランボでも返事するのな!』と俺の横でうっとおしく(まぁ、アホ牛よりはマシだが)いっているのは弟である武だ。
弟っつっても双子の片割れなので数分しか差はないわけだが。
「はぁ〜ぁ。やっぱ俺、隼人と双子で良かったのな!」
「なんだよっ。いきなり……」
「だってさー。一緒に学校行けるし、宿題教えてもらえるし♪」
「俺は好きで宿題教えている訳じゃねーぞ!」
「とか言いながら、教えてくれるとこ!」
武は、ハハッっと笑いながら俺の正面に立った。
「それに、なんか……なんっつーか……いいライバルみたいな感じで特別な感じがするしな♪」
「どんな感じたよ!」
確かに武のいうとおりライバルってのはあるかもしれない。
双子だから、いつも比べられる。
人柄や運動神経はあいつの方が勝ってる。(負け惜しみではないが、俺も運動神経はいい方だ。)
ただ、勉強面では俺の圧勝だ。
ここまで違うと本当に双子かってよくいわれるけど、双子なんだからしょうがない。
「隼人!家まで競争しねーか?」
「やるか…そんなもん。」
「おっ!やるんだな!じゃ、いくぜーっ!」
「なっ?!そーゆー意味じゃねぇ!ニュアンスの違いくらい分かれ!この野球馬鹿!!」
「位置についてー!」
「数分前に“返事しなきゃだめなのな!”って言ってたのどこのどいつだ!お前だろ!」
「よーいっ!」
「だから、人の話をk「スタートっ!!」
その瞬間。武が走り出した。
こんにゃろっ!
「まちやがれーっ!!!」
そういって俺も走っていった。
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はいっ!家族シリーズ(今のところ兄弟シリーズ)第1作目〈隼人×武〉でした!
この2人はどっちが上にするか、どっちが下になるか悩みました。
なので、双子。
この2人はいいライバルどおしなんですよ!
どっちが強いとかは分からなくて、同じ位の強さで、切磋琢磨しながら、お互いに強くなっていくのがこの2人だと自分は思います。
今回一応隼人の方が兄にしました。
その方がこの2人の関係可愛いかなって。
武が隼人に甘えてたら(〃▽〃)
でも、逆も可愛いなぁ(〃▽〃)
この先、もしかしたら設定と違う設定で書くかもしれません!!
こんなんですが、ついてきて下されば嬉しいです(*・ω・)ノ