☆小説☆

□捜索
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「で、見つかったのか?瓜」

「見つかってねぇ!ったく、瓜の奴どこ行ったんだよ!!」




「あれ?あの犬って山本の次郎じゃない?」



十代目が指差した先には山本の匣の次郎がこっちに向かって歩いて来ている。


「まさかお前も逃げられたって訳じゃねぇだろうな?」

「そんな訳ないって!普通は逃げないぜ?」

「瓜は普通じゃないってか?」

「いや!瓜は普通だぜ!瓜っていうより獄寺のほうに問題あるんじゃね?もっと仲良くなんねーとな♪」

「何言ってやがる!!」

「ちょっと!獄寺君!山本も!」


何か十代目がオロオロしてらっしゃる。

一体何故だ?!敵か?!

(ちがうってー!!byツナ)


「2人ともっ次郎がなんかくわえてない?」


俺達は次郎のほうを詳しく見る。


「もしや…あれは……瓜?!」


そう。それは今俺が探していたものだった。

瓜は次郎にくわえられているが、頑張って抜け出そうと足をジタバタさせている。

そして、俺達の前にやってきた次郎は丁寧に瓜を地面におろした。

おりたとたんに次郎に向かって威嚇する瓜。

そんな瓜をニコニコとしながらみてる次郎。



「なんか、似てるね。飼い主に。」

「えっ?!瓜達と俺達がってことですか?!」

「たしかになー。なっ獄寺ー♪」


そういってまた俺の肩に腕をのっけてくる。


「てめぇっ!離しやがれっ!」

「いいんじゃんか!別に」

「よくねぇっ!!」

「やっぱり似てるよ!」


そう言って十代目が笑った。



*end*











ほんのちょっとだけおまけ↓



「ところでなんで次郎は匣からでてたの?」

「そりゃ、瓜探すためなのな!やっぱ、探し物には犬の嗅覚が一番だろ?」

「なるほどー」


*end*




####################


はいっ!

12月12日!ワンニャンワンニャンの日ってことで!(自分が決めた笑)

次郎と瓜のお話を書きたいなーと思い。

次郎が瓜をくわえてて、瓜が必死にジタバタして抵抗してたら可愛いなぁ(〃▽〃)って思い書いたお話です。


匣と飼い主(っていうのかな?持ち主のほうがいいかも。)って似てたらいいなー。

でも、ナッツと瓜とツナと獄寺は違うなー。



あと、3ページにもなってしまいすみません。

もっと短い予定だったんですが………




そんなところで、12月12日とっくにすぎましたが(゚Д゚;)、楽しんで貰えれたら何よりです
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