おもちゃ箱
□はっぴぃーぷれぜんと!!
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〜佐助、片倉コンビ〜
そのころ、この二人はスパゲッティーを作っていた。
「ちょっと片倉の旦那!この麺は固すぎじゃない!?」
「何言いやがる、政宗様はこのくらいが好きなんだ。」
「いやでも…これじゃうちの旦那が食べれないじゃん!」
「いや、食べれないことはねぇだろ。」
「真田の旦那、柔いのが好きだから。それより片倉の旦那、あと何作るんだっけ。」
「あとは…サラダと肉団子とピザ、それとずんだ餅とかだな。」
「そんなに!?…はぁ、流石に俺等二人じゃ間に合わないんじゃないの?」
「かと言ってあいつら(元親、幸村)にやらせるのもなぁ…」
「美音が帰ってきたら頼もっか。」
「そうだな。」
〜元親、幸村コンビ〜
「あ、元親殿"これ"をそちら側に貼ってくだされ。」
「ん?何だいこりゃ。」
幸村が言う"これ"とは習字で大きく「伊達政宗誕生日おめでとう」と書かれた長い紙だった。だがそれは右にいくたび段々小さな文字になっていて最後の"う"という字は見えないくらい小さい。
「幸村…これあんたが書いたのか?」
「勿論某でござる!」
「あぁ…やっぱりな。うん、頑張った。アンタらしいぜ。さて、これ貼ったあとは…」
「紙で作った花を飾るでござる!」
「あぁ、そうだな。よし、一気に終わらせるか!」
「うむ!」