おもちゃ箱

□はっぴぃーぷれぜんと!!
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「うぃーっす!」


ドアを開けた瞬間、威勢のいい声と共に慶次に続いて元親、幸村、佐助、小十郎と家へ入ってきた。家っていうかアパートなんだけど…現在私と政宗が同棲してる部屋である。皆片手にビニール袋を持ち、政宗を祝う為の酒やつまみやプレゼントを買ってきてくれていた。


「よう美音!元気してたか?」

「元気してたかって…この前会ったばっかりでしょ元親ぁ。」

「美音殿、政宗殿はまだ帰って来ておらぬのか?」

「まだだよ、もう少しでバイト終わるらしいから、早く準備しよっか。」


そう、今日は政宗の誕生日。だからみんなでこっそりパーティーでも開いてあげようと考えていたのだ。


「じゃあ、俺様と片倉の旦那で料理担当するから…真田の旦那と元親で部屋の飾りつけ、美音と慶次は……出番ないからそこら辺で踊ってて。」

「「俺/私の扱い酷くない!?」」

「だって…出番ないし。」

「あ、じゃあ私まだ政宗にプレゼント買ってないから、慶次ついてきて!」

「おい美音…政宗様の彼女であるお前がプレゼントを買ってないなんて…どういう事だ。」

「いや……あの…その政宗様が昨日の夜…あの…寝せてくれなくて、実は今寝起きなんですよね…」

「寝せてくれなかったのかい?何で?」

「ばっ…慶次察してやれよ…!アレだよ…夜の営みってやつだよ…!」

「なッ……そんなはっきり言わないでよ!!」

「はぁ〜…独眼竜もやるねぇ〜。」

「破廉恥でござるあああああああああああ!!!!!」

「旦那、うるさい。」

「政宗様も立派になられて…」

「どんな激しいプレイだったんだろうな。」

「そりゃ元親…独眼竜の旦那はSだよー?きっと○○○したり△△△△したり…」

「……あの…慶次…早くいこ…」

「あ、あぁ…じゃあ行こうか…」


佐助が言うことがほとんど図星突かれていて、早くこの羞恥プレイのような場所から抜け出したく慶次を引っ張って家を出た。


「羨ましいくらいラブラブなんだねー…」

「ちょっと慶次まで…」

「いや、茶化すんじゃなくてさ、本当にいいと思うよ。」

「…恥ずかしい…」

「命短し人よ恋せよ。どんな形であれど、それは愛なんだから!例えヤりかたがハードでも、汚くても…」

「汚くないし!!つかやっぱり茶化しじゃんかー!!」




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