短編
□シルクハットになった理由
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( 連+双+万+残 )
「うさ耳とって、猫耳にしなよ残夏」
「いきなりなにさ、ボクはうさ耳って決まってるの!!」
「じゃあ尻尾も着けましょう。そちらの方が猫って感じが増しますし」
「そーたんボクの話聞いてた?」
「おーい、渡狸これよろしく」
「いや、自分でやれよっ!!あー、残夏暴れんなよ」
「なんで渡狸が着けるのっ!?普通そこはそーたんだってば」
「そうは言っても黙って着けてくれる渡狸はいい子だな」
「ばっ、俺は正真正銘の不良だっ!!」
「もう、止めてってば、んッ、誰ボクのお尻触ってるのっ!?」
「触ってはいけませんでしたか、?」
「そーたんなら許すっ☆って本来なら言いたいところなんだけど、キャーっ、だめっ、ズボンは下ろさないで」
「尻尾は生尻でこそ生かされるものかと、」
「ひゅーひゅー、ついでに上も脱がしちまえー」
「承知致しました。さぁ、夏目さん万歳して下さい」
「しませんっ!!」
「うわ、だから残夏暴れんなってば」
「渡狸、尻尾付けるんじゃなかったの?ねぇ、キミは今何してるの?」
「残夏の太股ってむっちりしてて憧れるぜ、( うっとり」
「渡狸いいいいぃっ!?」
「夏目さん、何時になりましたら股を開いて頂けるのですか、?」
「そーたん、お願いだから黙って。レンレンはボクのうさ耳を返す!」
「えー、残夏のうさ耳オカズにしようと思ったのにー」
「…今すぐ返して」
「うさ耳も猫耳もいまいちだな」
「では、狐耳はどうでしょう。尻尾は生尻に着けたらとても這えそうですね」
「狸耳…」
「…うさ耳辞めようかな。」
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このお話があったから、残夏はうさ耳を辞めてシルクハットにしたのだと思い込みたい。