Long・雪月花
□01.開戦
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無名の書 再起節
数多の螺旋の中で、一際輝く白銀色の魂が現れる。
それは真っ新な輝き、しかし小さな輝きであった。
ただ一つの小さき光は祈る。
ただ、ただ、希う。
やがて小さき光は、大いなる座と大いなる御霊と出会う。
エトロに祝福されし彼の光、大いなる座の元で
少しずつ、少しずつ輪を廻す。
小さき光はエトロの加護を希い、
強き祈りを以て力とする。
螺旋の行方は彼の光に委ねられし…。
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