Long・雪月花
□02.偶然だった
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午前7時30分ごろ
私達は教室で席についていた
隊長から作戦内容が告げられていく
どうやら公式任務をする支援組とクリムゾン遂行組に別れるようだたった
「…では君たちの戦果を期待する。クリスタルの加護あれ!!」
隊長の一言でクラスメイト達はすぐさま立ち上がり作戦へと向かう
その中で駆け足のクラスメイト達とは対象的にゆっくりとした歩調でナギが私に近づいてきた
「名前は…」
「支援組だよ」
後ほど作戦に参加する部隊が橋架破壊作戦を行うらしい
その破壊後に倒し損ねた皇国兵を一掃するのが私達の任務だった
「俺は遂行組だ」
「そっか…また後でね」
私はクラスメイト達に混じって駆け出した
なんだか、嫌な予感がしていた
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