Long・Fatalism

□Prologue -Rainy days-
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ざあざあざあ。
雨の音がする
窓が隙間から冷気を招き入れる

この場所から、この景色を、
キミを想って、幾度眺めただろうか

届けた想い、叶わなかった想い、
届かなかった想いは、大きすぎて

私を何度も何度も足踏みさせる

けどもう、いかなくちゃ。
先に進まなくちゃ。

時が私を飲み込んでしまう
その前に…   歩き出さねば。



Rainy days

(傘を持つ暇さえない)





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