短編

□お花見
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「お花見いこうよ」









なんて言ったら、一君の眉間にしわがよっ


た。・・・まずい・・・






「何故」

「なっ、何故って・・・」





ただ僕は一君とお花見がしたかっただけなのに・・・







「業務があろう」
「そうだけど・・・」






僕らの隣を、土方さんが通りすぎるのが見えて、そこの角を曲がっていった。







その後、すぐ。うん。一秒もかかんなかったかも。一君の顔が優しくなった。

一君には悪いけど、僕はぎょっとして、後ずさりをしてしまった。







「花見。花が散る前にしよう」







後日。近くの桜を見て。
お酒を飲んで。
一君は酔って。
僕の肩に寄り添って。
可愛いから、教えること、見つかった。





「一君。ねぇ、これ、解読して」
「・・・?」

土の上に書いた、



「いーすぎた・・・?」





さて、悩んでね。一君。


うーん。悩んでる一君もいいけど
喜ぶ一君も見たいな・・・

「答え」

一君を膝の上に乗せて、土にかく

「いい?入れ替えて、濁点も変え て・・・」

 だーいすき

花より団子というけれど、僕は
















END
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