短編

□いい夫婦の日
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※斎藤→女体化
【いい夫婦の日】



「斎藤…明日あいてるか?」
「…22日ですか…あいていますが…何か」
「一緒にどっかねえか?」

























「したくできたか…はじめ」
「はい、」

俺と一は去年こいつと結婚した。
今ははじめは大学に通いながら家事をしてくれている、俺は高校で教師をしている。

「行きましょう。」
「おう…来てくれたんだなそれ…」
「はい…//////似合っていますか?」
「当り前だろう」



この間出かけた時にこれを干しそうに眺めてたあいつのために買ってやった。
落ち着いた色合いのワンピースにブーツ。
何を着ても似合うよな…さすが俺の嫁…なんてな。




「今日はどこに行くんですか?」
「どこに行きたい?」
「…そうですね…」


実はのところどこに行くかなんて決めてなかった。こいつのいきたいところに行く。
車の中ではあいつの好きな曲が流れている。



「この間新しい古本屋を見つけたんです。…その…二人で行けたらなって…すみません」
「いいんだよ…謝るな」





























はじめがいきたがっていた古本屋でたくさん本を買ってやった。今日は特別な日だしな。

「ありがとうございます。土方さん」
「土方さん…だと?」
「あ…えと…」
「お前も土方さんだろうが」



結婚してんだから土方はじめだろうが。

「…歳…三さん…でいいですか?」
「当り前だろう…はじめ」


なんだか恥ずかしくなってきた…いた俺のほうが…。
二人揃って併せていた目をそらした。
運転に集中しよう…。




「はじめ…じつは…レストラン予約してあるんだ」
「はあ…?」
「たまにはいいだろう」















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