長編

□メルト第三章
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なんてことをしてしまったのだ…。

せっかくのチャンスを棒に振ってしまった。




「はあ」

「斎藤?」


「ひっ…土方さん」

放課後の教室には誰も来ないと思っていたのに、見苦しい姿をさらしてしまった。




「どうしたんだ?俺でよければ聞いてやるぞいつも仕事手伝ってくれてるからな。」


「は、はあ」




確か、土方さんは総司と古くからのなかだったはず…。

なら、総司について聞いてみるのもいいかもしれない。





「土方さん。実は…。」




























「なるほどな。」

なんだ、総司の奴斎藤になんか興味ないとか言ってた癖の脈ありなんじゃねえか。





「あんま気にすんなよ。総司も本気じゃなかっただろうし。」



「…はい。」




「にしても、残念だな。」

「何がですか?」

「別に」






総司のことが好きなのか、俺はてっきり俺についてくるから俺のことを思ってるもんだと思っていた。





まあ、今は千鶴のほうがかわいいが。












「総司ともう一度話してみるか?」


「えっ!!」

「おれが作ってやるよ」

「でも」

「いいから、俺にまかせとけ」

















つづく。。。
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