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□なめんなよ
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【なめんなよ】
ある朝。
ガポンッ…。
俺はいつものようにげた箱を開けた。
いつもと同じげた箱なのだがいつもと違うことがある。
「手紙…」
白い封筒に紅いハートのシールが張り付けてある。
俺に手紙など珍しい…。
「おっはよう!!一君」
「総司…おはよう」
「何持ってるの?」
「見ての通り手紙だが。珍しい。」
不意に総司が手紙を取り上げる。
「ふ〜んなるほど…へえ」
「差出人を知っているのか?」
「知らないけどさ、これっていわゆるラブレターだよ」
ラブレター…?
しかし、
「しかし、総司ここは男子校だぞ。男が男にラブレターを送るのか?男同士で付き合うのか?」
「はあ?…いまどき普通だよ。それに一君だって土方さんと付き合ってるじゃん。」
「なっ//////何故そのことを知っているのだ」
「二人の態度おみれば一目瞭然だよ。」
今度からは気をつけなくては…
「そんなことより速く開けてみてよ」
「あ・・・ああ」
丁寧にシールをはがし中に入っていた白い便せんを取り出した。
「なんて書いてあるの?」
「ちょっと待て…」
広げてみるときれいな字で丁寧に文章が書いてある。
「っ…」
「?どうかしたの?」
「なんでもない…が、」
一瞬フラッとした。
「っ…何これ!!どういうこと!!」
。