その他
□朝起きたら、
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さて問題です。
もし今あなたが朝起きたときに、
知らない異性が寝ていたらどうしますか…?
「…ん…朝、か…」
私ですか?
私は…
「……?」
「すーぅ…」
当然パニクりますね☆
「…少し疲れてるみたいですね。うん」
そう言って私は寝室から出た。そして、洗面をして、もう一度寝室に行く。
「…やはり…」
(私は何か間違いでも犯してしまったのだろうか…
いやでもしかし!昨日は定休日。お客様は来なかったはずで、ここにはきなこが…
…?
きなこ…?)
「ん〜…あ、朝〜? おっ」
じーっ
「あ、おはよう、スイ」
嘘 だ 。
「あれ〜?スイー。どーした…の…」
「つ、椿くん…」
「…っ、スイ…今僕、スイとの距離を感じるy「いや違いますって」
「どしたの〜椿k…スイが信じられない」
「だから違いますって」
「3人とも、ご飯できましt…スイ…」
「! ときたか君!違うんです、これh「今日のお夕飯は赤飯にしましょう」
「だから違うんですって…!」
「「「?」」」
私は朝食を食べながら説明した。これがきなこであると(きなこには私の服を着せた)。
「…つまり、これがきなこであると」
「そうです」
「スイ疲れてる?」
「この上なく元気です」
「お赤飯の付け合せは何がいいですか?」
「…五穀ご飯の方がいいd…って違います!」
「で、本当に君はきなこなの?」
「うん、そーだよっ☆」
あっさり認めた。
「ところで、今日どーすればいいの?私は」
「…仕方がないですね…奥の手を使いましょう」
「「「???」」」
***
「と、いう訳で…今日からしばらくスイの従姉妹・きなこちゃんがいるのです」
「そーなの〜」
「美ッ人〜」
きなこは私の従姉妹ということでこの店の従業員ということになった。
「それにしても…どうしてきなこは人間に…」