特別な物語

□いぬぼく拍手
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※少し裏っぽい?






「なーなー。残夏って礼音にたいして不満とかないのー?」


ラウンジでレンレンにそう訊かれた。


「不満?例えば?」


ボクは特に不満はない。



「礼音が求めてこないとか、礼音が下手とか、礼音が下克上してきて若干心が痛むとか?」


「いやいやそれはないよー?れおたんは可愛いし、むしろボクが調教とかしてるよーなもんだし」


「おー、強気ー」


「それに、もっとすごいことしてるしね☆」


「へーどんなんよ?参考にするわー。彼女いないけど」


「そ・れ・は☆」


『…っ、あぅ…残夏…ぇ…』


『…礼音は淫乱、だねー…っ…』


「こっそりビデオに撮って後で見返してー…次に生かしたりオカズにしたり☆」


「おーなるほど。俺もやってみr「あんたたち、ラウンジでなんちゅー話してんのよ…!」


「あ、野ばらちゃーん…」


レンレンが野ばらちゃんに絞られてるー。


「次こんな話したら、刺繍の練習に使うから!」


「ごめんなさい」


嗚呼哀しき哉一反木綿。


これが運命…。



「で、夏目」


「ドキィッ!」


「(古いリアクションねー…)後でそのビデオ、貸しなさい。メニアックな礼音ちゃんをあんただけ独り占めなんてずるいじゃない」


「えー…。じゃあ1本1000円ね」


「わかったわ」


「儲けt「何しとんじゃワレえええええええええええええええ!」


…その後のボクの記憶はありません。


気づいたら身ぐるみ剥がされて部屋の前に転がされてました。


「おい!残夏!大丈夫かよ残夏!!!!」
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