ナツ夢
□告白
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〜ギルドのカウンターにて〜
ナ「ナラっ!」
『ナツっ』
ナ「魔力戻ったか?」
『……まだ』
ナ「そうか!早く戻るといいな!
じゃルーシィ仕事行こうぜ!」
ル「じゃって何よ!じゃって!」
ハ「ルーシィ<ナラ
ってことです、あい」
ル「うっさいわ、猫!」
ルーシィとナツ達はギルドを出ていく
『………』
ナラは過去に一度、クエスト先で魔力を使いきってしまってから魔力が戻らないのだ
FAIRY TAILは魔導士ギルド
魔法を使えないナラはいつも自分はここにいていいのかと考えていた
ースッー
ミ「どこか行くの?」
黙って立ち上がったナラにミラが声を掛ける
『うん…。
いても仕方ないし…』
ミ「ナラ…そんなこと…」
『…………』
ミ「…ナラ…」
寂しそうにギルドを後にするナラをミラは泣きそうになりながら見つめていた
『…(あれから数年経ったのに全然魔力が戻らないなんて…)』
マグノリアの街を肩を落として歩くナラ
背後に怪しい影があるとも知らずに…
ーバサッ!ー
『えっ…!?』
一瞬の出来事だった
ナラは袋に入れられて
連れていかれてしまった