next future 1章

【全ての始まり】



今日は始業式で学校は部活もなく午前中で終わり6人はいつもの帰り道とは違う帰り道を歩き出した…

そして電車にのり辿り着いたその先は教会と綺麗な花畑だった


彼方『久しぶりだな、この場所』
悠希『小さい頃よく遊んだよな』
美穂『でもあの頃には彼方のお兄ちゃんや唯のお姉ちゃんが一緒に…
あ…ごめん…』
唯『気にしないで、もう昔の話じゃん』

しかし唯の言葉や表情は明るかったが声は何処か寂しげでとても悲しそうだった…

彼方『過去の事を振り返ってちゃ前になんて進めない、そうだろ?』
唯『うん…そうだね』


彼方と唯には兄弟がいた
彼方には兄が唯には姉が…

彼方の兄の名前は新太
唯の姉の名前は遥香

2人の両親は昔から仲が良くそのため彼方と唯は生まれた時からずっと一緒であった
しかし2人が小学6年生の時彼方と唯の両親は旅行に出掛けそして飛行機事故にあい死んでしまったのだ…

そしてその時高校3年生であった新太と遥香はそれぞれ引き取ろうとしてくれる親戚の誘いを全て断り親戚などから送られてくる仕送りや自身がバイトをして働いて彼方や唯の面倒を見てくれていた
しかし2人が中学3年の夏新太と遥香は2人で出掛けてくるといい残し失踪してしまった…
そして今現在彼方と唯はそれぞれの親戚からの仕送りで生活しているのだ


翔太『新太さんや遥香さんは探さなくていいのか?』
彼方『俺は探すつもりはねーよ』
唯『遥香姉はいつか戻ってくる…
そう信じてるよ
だから私も遥香姉は探さない』
翔太『そっか…』
瑛里華『え…!?』

瑛里華が急に驚いた表情で教会の入り口を見ている

悠希『どうしたんだ?』
瑛里華『今…教会の中から誰かがこっちを覗いてた…』
美穂『え?それがどうかしたの?』
と美穂が困惑の表情になる

翔太『どうかしたの?じゃねーよ!
教会は今は潰れて廃墟になってて人なんかいるはずねーんだぞ』
美穂『あ…
そっか…2年前に潰れたんだったけ…』
彼方『確かめにいくか?』
唯『うん、なんか嫌な予感がするけど…』

そして6人は教会の中に入っていった
そして教会に6人が入ると同時に床が光りだした

唯『ちょっ、なにこれ!?』

そして
魔法陣のようなものが6人の足元にできたかと思うと光に包まれ6人は教会から姿を消してしまった…

to be continued…




ーあとがきー


黒桜です!
やっと1章が出来上がりました!
更新遅れてしまってすいませんでした
これからはなるべく早く更新していきたいと思います!
これからも黒桜の駄作小説を楽しんで貰えれば幸いです
ではまた2章でお会いしましょう

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ