next future 4章

【心と武器】


ルシファー『そろそろ俺達の基地へ移動するぞ』
そう言うとルシファーはまたしてもブラックホールを作り出しその中へと入って行った
そしてそれに続きほかの面々もブラックホールへ入り辿り着いたのは森の中にある木々で隠れた扉の前だった
ルシファーロックを解除するとその扉が開き地下へと続く道が続いていた

唯『ここ?』
ルシファー『そうだ、これが俺達の基地だ
中には仲間が何人かいる』
そして中には長い長い通路が続きいくつもの扉があり外部の状況を把握するモニタールーム兼作戦室、広場のようなトレーニングルームなど様々な設備が揃っており生活するには十分すぎるほどの設備があった
翔太『すげーな、この設備』
彼方『ここで一生暮らせるわ』
ルシファー『疲れたろ、今日はしっかり体を休めて明日から修行に入る、いいな』

そして日付は変わり翌朝


朝食を食べトレーニングルームに集められた6人

ルシファー『これからこの時代で戦うための修行を行う、まずはじめにこの時代での戦い方を教える
この時代では自分の精神
つまり心を具現化して戦うんだ』
美穂『でもまって、リオンは指輪を武器にしてたよ?』
ルシファー『正確に言うと心をアクセサリーなどに変換しそれをさらに武器として変換させて戦うのがこの時代の戦い方だ』
彼方『じゃあ、人それぞれに武器は変わるのか?』
ルシファー『そうだ、だが全ての人間が武器を使うわけじゃないんだ、中には武器ではなく補助系のものもあるんだ
サポート系は治癒能力、探査能力などがあるんだ』
悠希『じゃあ攻撃系か補助系になるかによってこれからの修行も変わるわけだね』
ルシファー『そしてお前達には今から心を具現化してもらう!』
瑛里華『具体的にはどうするの?』
ルシファー『自分の意思を形にするイメージだ』
翔太『形?』
ルシファー『そうだ、自分の思いを武器にし自分の心として扱うイメージ』
彼方『こんな感じ?』
すると彼方の手元が光り始めそしてその手には日本刀のようなものが握られていた
それに続き翔太の手には2丁拳銃
悠希の手にはトランプが現れた

翔太『おぉ!銃だ!』
悠希『カードかよ!!!』

そして唯には指輪とネックレス
瑛里華にはイヤリング
美浦には赤色のカラーコンタクトがはめられていた

ルシファー『まさかここまでとわな』

彼方『?』

ルシファー『お前達男3人はアクセサリー化せずそのまま武器として具現化した』

翔太『それがどうかしたのか?』

ルシファー『アクセサリー化せず武器に変換するなんてそんな事出来るのはデウスか真実の使徒の幹部の5人と俺達の死んだボスくらいだぞ…
どうやら女3人は補助系のようだ
唯のつけているリングは治癒能力系、
瑛里華のヤリングはサポート系、
美穂のカラーコンタクトは探査系だ』

彼方『じゃあ唯のつけてるネックレスはなんだ?』
ルシファー『わからない、2つ同時にアクセサリー化なんて始めてみたぞ』

唯『んにゃ?』
唯が何がなんだかわからずキョトンとした顔する


ルシファー(こんな事こいつらが初めてだ…もしかすれば、これは…)


そして彼方達は次の修行へ入る事なった

ルシファー『今日から彼方、翔太、悠希の攻撃系の奴らは俺や俺の仲間とマンツーマンで修行してもらう
唯達補助系には補助専門の俺の仲間1人に指導してもらう』


とその時トレーニングルームの扉から何者かの声…

?『おぉ、これが救世主になる子達なんですの?』
若い清楚な女の声

?『俺がまとめて修行してやろうか』
と笑いながら喋る白髪のイケメンの男

?『やめろ、お前には無理だ』
と冷たい目で言う男

?『な、なんだと!?』
と2番目の白髪が冷たい男につっかかる

?『喧嘩するんじゃないわよ』
と何処か気だるげに頭に手をやる女

4人の男女がそれぞれが自分の意見を主張している


ルシファー『ディアナ、クロス、ダートお前達はマンツーマンで彼方達のの修行だよ
マリアお前は唯達補助系3人の面倒をみてやってくれ』

マリア『わかりましたわ』
とにっこり笑う優しげな顔のマリア

クロス『俺は誰を修行してやろうかなぁ〜、よし!決めた!』

ダート『全くお前は…
自分勝手にもほどがある』

ディアナ『どうでもいいから早く始めましょ』


クロスらが修行相手を選びそしてこのようなペアで修行に望む事となった

彼方ークロス
翔太ーダート
悠希ーディアナ
唯・美穂・瑛里華ーマリア




その頃
デウスがいる無人島にて…

?『そろそろか…』
?『場所は六本木のx神社ですね』

2つの陰が彼方達のもとへ歩み寄ろうとしていた…

to be continued…



ーあとがきー
黒桜でーす!
今回と次の話はこの時代の戦いについて説明する事が多くあまり進展はしませんが今回の最後で布石をうっておきました
謎の2人はつぎのラストで出そうかと思っています
なんにせよこれからもよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ

ではまた!

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