銀魂NL小説
□修学旅行〜女性ver〜
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「はぁー」
携帯のメール履歴を見ながら何回目かのため息をつくまた子。
「何さっきからため息ついてるネ。幸せ逃げるアル。」
「だって晋助様が…、はぁー」
また、また子はため息つくので神楽はまた子の顔に枕を投げ付ける。また子はすかさず枕をキャッチする。
「ナイスキャッ「いきなり何するんスかァァァア!!」
「何って枕を投げただけネ。」
酢こんぶをしゃぶりながら話す神楽に、また子は思い切って枕を投げ返す。
「おっ!枕投げ大会楽しそうアルね!!」
「違うっス、それ神楽の枕っスから。」
するとまた子は自分の枕を抱きしめ、枕に顔を埋める。
「また子、何かあったアルか?」
「何にもないっス。」
しかし、また子は枕に顔を埋めたまま。
「仕方ないアル、この神楽様が酢こんぶあげるネ。」
「ありがとっス。」
また子が神楽から酢こんぶを受け取って、布団に入ろうとした時
「「ビクッΣ」」
どうやら2人に寒気が襲ったようだ。神楽とまた子は顔を見合せる。
「体暖めるために枕投げでもするっスか。」
「賛成アル…。」
枕を投げ合ってしばらくしていると、
「神楽ー、いやすkΣ」
総悟と高杉が部屋に入ろうとしたが、枕を投げ合っていたために運悪く総悟に枕が当たったようだ。
「し、晋助様!///」
「よォ」
また子は高杉を見ると顔を赤らめ、しかし高杉は妖しい笑みを浮かべている。
「お前ら何しに来たアルか?用ないなら帰るヨロシ。」
「何ってそのナニをしに来たんでさァ。」
再び神楽とまた子は顔を見合せ頷き逃げようとするが
「「逃がさないぜェ」」
「「寒気はこれアルかァァァア」/っスかァァァア!!」
2つのカップルは総悟と高杉、神楽とまた子ってはもり部屋に響き渡った。
end