清桜の新星

□第3Q キセキ達との出逢い
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「・・・で、きたはいいけど。なにするの?」









あの後、強制連行されて今はいくつかあったうちの第一体育館にいる








「まあ、莉奈は見てるだけでいいよ」



「じゃあ帰るー「駄目だ」なんで!?」







見てるだけでいいって、いる必要ないでしょ!わたし!

それにしても・・・










さすがだなと練習の様子を見てて思った







練習に無駄がまったくなく、選手一人一人の動きも他の中学とは比べものにならないほどしっかりしている








ーこれが中学男子バスケ最強"帝光中学"









今までにたくさんの選手を色々な所で見てきたけどここまでレベルは高くなかった








「・・俺たちをみた感想は?」



「・・・」





何をわたしに求めているのか




・・・でもそんなの決まってるか

ーだけど、






「何を言って欲しい?」


「俺たちを見た感想だ」


「・・・」






ここで適当にみたいなこと言われたら全力で帰るつもりだったが


ーまあ、いいか


それに私の得意分野は本当はーこっちだから







「じゃあ、興味深い人達だけに絞らせてもらうけどいい?」

「ああ」






「あの黄色の人と青の人と緑の人と紫の人ーあれ?」



そこである違和感を覚えた



「どうかしたか」



「いや、あのさあの水色の人?いつからいた?」



さっき突然視界に入り込んできた少年を指差す



「へえ、黒子に気付くとはな」



「は?」






そう言った赤司君の方をみるとなぜか満足そうに笑っていた



「・・・・」




ヤバイ、なんかいろいろめんどうな事になりそう








「1つ聞くけど今までに俺らを見たことはある?」


「・・ないです。というより京都と東京は離れ過ぎて」


「じゃあ、初めて見たということだな」


「そうですね?」


「やはり見る目はあるな」



・・・なんか1人で勝手に結論出しちゃってついていけない









「スタメン集まれ。黒子もだ」




「ー!?」


スタメン集めて今度は何するんですか!






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