清桜の新星
□清桜の新星
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ーー京都にある私立清桜中学校
文武両道を目指すこの学校は部活動が盛んであり毎年、文化部から運動部まで数多くの部活が全国大会に出場している
その中でも特に全国に名をはせていたのが
清桜中学校女子バスケットボール部だった
小学生の全国大会で優秀な成績を残してきた少女達が集まるこの部は
厳しいスタメン争いがあり
その後に選ばれた５人は"清桜の五将"と呼ばれていた
そんな中、桜が咲く季節が訪れ
数々の成績を納めてきたこの女子バスケ部に更なる変革をもたらすことになる
１人の少女が入部した
入部して１カ月、驚異的な早さで1軍に登りつめた少女は
当時のスタメンだった５人さえも歯牙にかけない才能をみせた
そしていつしか少女は"清桜の新星"と呼ばれるようになった
中学入学までその名を知るものは１人として存在せず
流星のごとく現れた天才プレイヤー
その少女の名はーーーー
"天宮 莉奈"
流星のごとく現れ、流星のように突然
ー姿を消した
姿を消す前にただ一言
「わたしにバスケをする資格はない」
ーそういい残して
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